中学生代表 いじめテーマにサミット 思いやり宣言を発表
区内全公立中学校の代表生徒が集まり、いじめ撲滅のためのルールを作る「鶴見団結『STOP!いじめ』サミット」が12月4日、鶴見警察署で開かれた。
サミットは、子どもの健全育成を目的とした学校と警察の連携組織である「鶴見区学校・警察連絡協議会」が主催。子どもたち自らが非行などの問題解決について考え、規範意識を定着させることを目的に昨年から実施している。
「ケータイの使い方」について検討した前回に変わり、今回は「いじめ」がテーマとなっている。同署は、「いじめに関して学校教員から相談を受けることも多い」といじめを取り上げた理由を話す。
参加する各中学校の代表生徒27人は、6月に行われた第1回サミットでテーマを決定以降、各校でアンケート調査やポスター作成などのいじめ防止活動に取り組んできた。4日に行われた第2回サミットでは、活動の成果を発表。最後に発表内容を踏まえ、「いつも相手を思いやり行動する」というルールを掲げた。
各校の発表では、「自分がされたらではなく、相手が嫌だと感じる事がいじめ」「いじめをただ見ている傍観者も当事者」「誰かを苦手だと思うことは当たり前。誰にでもいじめに関わる可能性はある」など、様々な意見が聞かれた。
参加した生徒は、「サミットはいじめを改めて考えるきっかけになった。いじめがなくなるよう活動を続けたい」と話していた。
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