区内最大の祭りと言われる潮田神社例大祭が、あす6月5日から7日まで開催される。最終日となる7日には40を超える神輿が担ぎ出され、潮田地区が一年間で最も盛り上がりを見せる。
潮田神社の例大祭は、1920年から行われている伝統行事。神恩感謝と氏子町全域の無事安全を祈り、神社と町会が当番制で協力して開催している。潮田地区の東側と西側を一年ごとに交互に回っており、今年は東側の潮田公園、入船小学校、寛政中学校、仲通商店街などの周辺地域を神輿が練り歩く。
萩原伴雄宮司は「熱気を見て改めてまちの団結を確かめられる。宗教的な意味ももちろんあるが、住民がよりつながりを深める場であってほしい」と地域活性の側面を強調する。
まちの発展と共に隆盛
この例大祭は戦後、京浜工業地帯の発展により潮田地区の人口が増えるとともに、町会などから出される神輿の数も次第に増えてゆき、隆盛を極めたという。
佐藤信男氏子総代は「住民が楽しみにしているお祭り。マナーを守って楽しく盛り上がっていきたい」と意気込む。
5日は午後5時から玉串の奉奠などを行う大祭式を実施。6日に各町の神輿の御霊入れが行われる。
目玉となる7日は、午前8時ごろに本宮神輿の宮出し。模擬店が数多く出店され、午後1時からは商店街でパレードも行われる。
町中を練り歩いた本宮の神輿が潮田神社に戻ってくる様は圧巻。クライマックスの宮入は午後5時からの予定となっている。
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