旭小学校=北寺尾=周辺の道路に、同校児童の描いた絵を施したデザインマンホールが設置され、道端に彩りを添えている。マンホールは昨年度、当時4年3組だった児童が総合学習で描いたものだ。
区長に採用依頼
学習の中で児童は、全国にデザインマンホールがあることを知り、各地のものを調査。總持寺や横溝屋敷など、鶴見をPRするデザインを考案すると、「採用してもらえないか」という意見が出たため、征矢雅和区長を訪問した。時機よく、老朽化により交換時期が来ていたマンホールがあったことから、区と鶴見土木事務所が協力し実現した。
土木事務所によると、一般の人のデザインを使うのは区内では初めてとのこと。生活道路のため、30年ほどは使用されるという。
6作品を製作
児童の絵が施されたのは6カ所で、クラス31人の絵から、区長賞など6作品を選定し製作された。
区長賞を受賞した若鍋さくらさんは「みんなが使う道路に自分の描いた絵があるのはとてもうれしい」と語り、土木事務所長賞となった倉光彩音さんは「マンホールになって誇らしい。大人になってまた見に来たい」と喜んでいた。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|