子どもたちの手で木材や段ボールを使い秘密基地を作る企画が5月28日、馬場二丁目公園で開かれた。
地域住民が参加し寺尾地区でまちづくりなどに取り組む「てらお『福まち』協議会」が主催。きっかけは、2015年に寺尾地区センターで実施した木工体験教室。教室を発展させ、「森の中で皆が協力して楽しめる企画」にしようと、「福まち」の今井幸子さんや、教室でボランティアを務めた宍戸裕さんが発案した。
参加者は、あらかじめ秘密基地の設計図を考える作戦会議を21日に同公園で実施。東寺尾の瀬沼工務店から廃材が提供され、材料と環境を実際に見ながらイメージを膨らませた。
基地づくり当日は、6家族が参加。それぞれ着想したアイデアを形にしていった。木下一期君(小5)と宮城音百君(小3)は、木材を自ら組み立て立方体の基地を製作。完成後中に入ると、「居心地がいい」と満足げだった。守屋幸亮君(小1)は、大好きな猫の顔をイメージし、猫耳やひげをつけた基地を両親と作った。「のぞき窓をつけて工夫した。家族で作るのは楽しい」と笑顔を見せた。
今井さんは、「自ら考えてものづくりをする発想力をつけてもらえたのでは」と話していた。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|