横浜市道路局などが管理する市内110基のエレベーターで6月17日から、緊急停止時に携帯メールで監視室に連絡できる取組が始まった。聴覚障害者など音声会話が困難な人を対象としたもので、区内は鶴見駅西口歩道橋、総持寺跨線人道橋、花月園前人道橋、鶴見駅東西自由通路橋、新鶴見人道橋の7基で実施される。
今年4月施行の「障害者差別解消法」を前に、市が募った市民意見の中に、聴覚障害者から「エレベーター停止時、電話のみで困る」という声があったことがきっかけ。昨年市内14基で試行されていた。
エレベーター内にメールアドレス、QRコードとともに「緊急時にエレベーター監視室に連絡ができます」と書かれた案内を設置。地震などで緊急停止した際、監視室内の警備業者とメールで会話することができる仕組み。市聴覚障害者協会は、「緊急時の不安解消につながるこの取組は大変ありがたい」と話した。
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