鶴見歴史の会(金子元重会長)による郷土史展が9月13日〜16日まで、鶴見区役所1階区民ホールであった。同会の日頃の活動成果を発表する場として毎年実施。今年は鶴見川と区内を源流とする入江川にスポットを当て、約300年前から残されているという鶴見川の歴史などをひも解いた。
古文書を訳した資料には、江戸中期ごろの1750年、市場や矢向などで治水をめぐる対立が起こったことや、1832年、江戸幕府が鶴見川の治水工事のため、地元の村々に1千両を貸し付けたとする記述などがあり、明治初めごろまでをまとめて展示。そのほか、昭和20年〜40年代に起こった台風での被害や、鶴見が描かれた映画や小説などの紹介もあった。
来場者は「ずっと昔から暴れ川として地域が悩んでいたとわかる」と話した。同会は「地区センター等に、資料貸出も可能です」と呼びかけている。
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つるぎん27日に4月25日 |
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