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鶴見区 社会

公開日:2017.08.03

河口干潟の生き物観察
下流ネットが川遊び

  • 捕獲した魚たちを観察する参加者

 鶴見川下流域を中心に活動する下流ネット鶴見による「生きもの観察&Eボート体験」が7月29日、生麦5丁目にある鶴見川河口干潟・貝殻浜であった。



 このイベントは、市民の要望で保全された河口干潟の整備を記念し、貝殻浜が完成した10年前から毎年行っている企画。今年は、区制90周年記念イベントとして実施された。



自然にふれる場所



 当日は親子連れなど約15人が参加。魚などの採取やボート試乗体験など、川遊びを楽しんだ。子どもたちは、ライフジャケットを着用して川に入り、網を使って魚たちと格闘。石の下にいるカニやウロハゼ、ミミズハゼなどを捕まえていた。



 同団体によると、周辺では約20種類のハゼが生息しているとし、近年は水温の上昇などもあり、タツノオトシゴの仲間でもあるヨウジウオも捕れるという。



 メンバーは「スタッフの監視のもとで自由に採取できる場所は多くない。自然にふれあえる良いところ」と話している。

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