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生麦事件碑前で追悼祭 元の場所に戻り初

文化

掲載号:2017年8月31日号

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お祓いをする杉山神社の宮司
お祓いをする杉山神社の宮司

 日本の開国に大きな影響を与えた「生麦事件」。この事件から155年目を迎えた8月21日、事件碑の前で追悼祭があった。事件碑は首都高速横浜北線の工事のため、2010年から近くに移設していた。今年7月に元の場所に戻ってから初めての追悼祭となった。

 生麦事件は現在の区内生麦で、大名行列に立ち入った英国人4人を薩摩藩士が殺傷した事件。後の薩英戦争・明治維新のきっかけになった。

 1883年、当時の鶴見神社の宮司だった黒川荘三氏によって、英国人の一人、レノックス・リチャードソン氏が亡くなったとされる場所に事件碑は建てられた。地元6町会の有志で組織される「生麦事件碑顕彰会」(八木下勝之会長)が事件碑を守り、追悼祭を行うなどして生麦の歴史を後世に伝える活動をしてきた。

 当日は地元住民など約100人が訪れ、杉山神社の宮司によるお祓いの後、玉串を捧げ、深く祈っていた。

鹿児島県教育委員会からの弔辞も届いた。

 八木下会長は「休日には歴史好きの人が団体で訪れる姿も見られる。地元住民はもちろんだが、より多くの人に歴史を伝えていきたい」と話していた。

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