区内を中心に活動するおっさんネットワークつるみが11月17日、矢向地域ケアプラザで近隣住民に本格手打ちそばを振る舞った。
同団体は「会社人間から地域社会への里帰り」をテーマに現在、50代から80代の約70人が所属。お花見や料理教室、サイクリングなど様々な行事が開かれるほか、地域でボランティア活動を行っている。
手打ちに魅了され
「そばは好きじゃなかったが、手打ちそばを食べてから人生が変わった」というメンバーの一人、後関悦久さん。仕事一筋だったという後関さんは「仕事のつながりがない趣味を」とそば打ちを学び、10年以上前から技術を活用してボランティアを開始。区内では、同地域ケアプラザや潮田地域ケアプラザなどでそばを振舞い、親子向けの教室も開催する。
当日は、近隣住民ら約30人が参加。江戸時代、かっけ対策としてそばが流行ったなど、そばにまつわる歴史が解説された後、信州の新そばを地域住民らの前でそば粉から手作りした。
そばを食べた矢向4丁目に住む女性は「打ちたての新そばを食べられる機会はあまりない。風味が口に残って美味しい。贅沢」と喜んだ。
メンバーの岩井進さんは「喜ぶ顔が見られるボランティア活動は本当にやりがいがある」と笑顔を見せ、後関さんは「好きなことを地域で活かせて嬉しい」と話した。
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