社会福祉法人よつば会(櫻井信一理事長)が運営するグループホーム・オリーブの家が東寺尾へ移転し、3月22日に落成式が開かれた。
区内初の施設
オリーブの家は鶴見区で一番初めにできたグループホーム。まだ介護保険がスタートする前に、市がモデル事業として認知症対応型共同生活介護を医療法人新光会に委託。多くのボランティアも協力し、1998年、金光ビル=鶴見中央=で開設された。
自宅では日常生活の混乱が続いた入居者も職員が見守る同施設で過ごすことで、笑顔と安心した表情を取り戻すきっかけとなった。その様子はマスコミにも報道され、介護保険制度の仕組みを作る上の素材になったという。
幸せ感じる場所に
2015年には社会福祉法人よつば会に運営主体が変更。金光ビルの建て替えに伴い、これまでグループホームがなかったという寺尾地域ケアプラザの管轄エリアに移転が決まった。
落成式当日は関係者ら約20人が参加。乾杯を楽しみながら落成を祝った。
市政策局共創推進室の梅澤厚也さんは、「市内でも7番目のグループホーム。フロントランナーとして尽力されてきた。これからも高齢者のための素晴らしい施設であってほしい」と話し、櫻井理事長は「ここに入っているお年寄りは幸せだと言ってもらえるような施設を目指したい」と意気込んだ。
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