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鶴見区 経済

公開日:2019.06.20

キリン横浜工場
ラグビーW杯で専用缶
製造唯一の「ハイネケン」

  • トロフィーがデザインされた缶とボトル

  • 特別デザインを手にPRする神崎工場長(右)、西山室長(中)、同社・園部好横浜支社長

 キリンビール横浜工場で6月11日、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会専用のデザイン缶・ボトルの製造が始まった。開催前100日を翌日に控えたこの日、神崎夕紀工場長や横浜市市民局スポーツ統括室の西山雄二室長らがPRした。



 同大会で提供されるのは、ワールドワイドパートナーである、オランダのビールブランド・ハイネケン。日本国内では横浜工場だけが製造している。



 大会専用デザインは、「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれるトロフィーで、350ミリリットル缶と330ミリリットルびんに施された。



 ホテルや飲食店、量販店での流通を予定しており、早ければ6月末ごろから店頭に並ぶという。



前年比5割増



 サッカーファンの6倍のビールを消費するというラグビー。国内12都市で開催される全試合のビールを任される横浜工場は、フル稼働で対応する。販売数量も全国で前年比約3割増、神奈川県内では5割増を予定している。



 西山室長は「横浜総合国際競技場での7試合は決勝含めすべてビッグゲーム。横浜発祥のキリンビールと一緒に、オール横浜でおもてなししたい」と意気込んだ。

 

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