会場となる潮田公園
潮田公園＝向井町２の71の１＝で11月２日、多世代交流を目的とした健康イベント「うしおだ健康フェスタ」が初めて開かれる。イベントが少なかった同地区を盛り上げたいと地域や公園、行政らが協力。関係者らは「高齢者らが外に出るきっかけになれば」と期待する。
健康フェスタは、潮田中央地区連合会、潮田中央地区あいねっと検討委員会、サカタのタネグリーンサービス（株）、潮田公園コミュニティハウスらの共催で実施。
もともと潮田中央地区で行われていた催しは、夏のドッヂボールと水でっぽう、冬の羽根つき企画のみ。様々な世代を巻き込むイベントをもっと行いたいという声が挙がっていた。
そこで昨年、潮田公園が公園の利用を提案。近隣施設らができることを出し合い、実施される予定だったが、雨で中止に。今年こそは実現したいとメンバーが話し合いを重ねてきた。
潮田中央地区連合会の山内秀行会長は「引きこもりがちな高齢者も多く、企画を通して子どもたちとの交流が図れれば」とし、「町内会の役員も高齢化しているので、若い人が興味を持ってくれるきっかけになると嬉しい」と話す。
当日は、ストラックアウト、ヨーヨーつり、バルーンアートといった子どもが楽しめるものから、高齢者も一緒に行える竹とんぼやおてだま、紙ヒコーキづくりなど様々な企画がある。パナソニックエイジフリーショップ横浜鶴見も協力し、車いす体験ができるほか、有料の軽食コーナーも設置される。
参加は無料。時間は、午前10時〜午後２時。雨天の場合は11月10日に順延。問い合わせは鶴見区福祉保健課事業企画担当【電話】５１０・１８３６。
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