小田原地区を除く神奈川県内のタクシー運賃が2月1日に改定された。初乗りは500円と利用しやすくなったものの、2Km前後からは実質値上げとなる。
県内のタクシー交通網は川崎・横浜などの京浜地区、厚木や平塚などを含む相模・鎌倉地区、山北町などの小田原地区に分けられ、今回の改定は小田原地区以外が対象。
京浜地区、相模・鎌倉地区とも、以前は2Kmまで740円だったが、改定で初乗り1・2Kmまで500円となった。
加算運賃は、京浜地区で264mまでごとに100円、相模・鎌倉地区で272mまでごとに100円となる。
試算上9%弱の値上げとなるが、値上げ分はなり手不足が課題となっているドライバーの労働条件改善や、キャッシュレス決済、配車アプリ、ドライブレコーダー搭載といったサービス充実のために充てられる。
マイカー比較も
県内176社が加盟する(一社)神奈川県タクシー協会は、運賃改定周知のための特設サイトを開設。改定内容の解説だけでなく、マイカーとタクシー運賃の比較シミュレーターといったコンテンツもある。
これは、車種、利用日数、走行距離などを入力し、タクシーを使った場合とマイカーの場合の月の利用料を比較するもの。高齢者の事故が社会課題となる中、免許返納を考える契機にしてほしいという狙いもある。
同協会は「より日常的な利用を促していくとともに、運賃値上げについてはご理解、ご協力頂きたい」としている。
特設サイトは【URL】http://www.taxi-kanagawa.or.jp/farechange/
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つるぎん27日に4月25日 |
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