本社を馬場に構え、物流など7社を経営する篠原グループの代表取締役会長・篠原今朝男さんがこのほど、末吉中学校横に花壇を整備し、マリーゴールドなどの花を約600株植えた。末吉中学校の小山徹校長は「生徒はもちろん、近隣の方もよく通る道。本当にありがたい」と喜ぶ。
整備された花壇は、末吉中学沿い、幅1・5m、長さ15mほどの斜面の敷地。もともと、コンクリートが崩れており、草やごみが放置されていることもあった。敷地横の道を降りると、三ツ池公園の正門やバス停があることから、通行人も多い場所だったという。
自宅が近かったこともあり、前々から整備を考えていた篠原さん。学校の許可を取り、1カ月半前から自宅で働く従業員と2人で整備を始めた。
草むしりから始まり、土を掘り起こし、肥料や黒土を混ぜたものに入れ替えた。同社の従業員も休日にボランティアで協力。約600株のマリーゴールドやパンジー、ビオラなどを植え、側面には人工芝を生やした。
交代で1日2回ほど、水やりも行っており、通行人からは、「綺麗になって嬉しい」と声を掛けられた。
篠原さんはこれまでも病院建設に尽力し、モンゴル国立医科大学がら称号を受けるなど、様々な社会貢献活動をしている。篠原さんは「最近は暗いニュースも多いが花を見て少しでも心が温かくなれば」と話し、小山校長は「善意でここまでやって頂けるとは。本当に嬉しい」と感謝した。
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