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鶴見区 社会

公開日:2020.11.19

横浜市夏の気温
過去10年”最暑”
区内2地点 真夏日38日

 横浜市環境創造局環境科学研究所はこのほど、市内の今年8月の平均気温が過去10年で最も高く、7月と8月の気温差が最も大きかったとする観測結果を発表した。

 同研究所の発表によると、市内で観測した7月の平均気温は24・5℃で、過去10年間(24・4〜28・2℃)の中で2番目に低かった。一方、8月の平均気温は29・4℃で、過去10年間(26・7℃〜28・9℃)で最高を記録。7月と8月の平均気温差は4・9℃となり、過去10年間で最も大きくなった。

 観測は、市内43地点で7月1日から8月31日まで実施。市内の小学校の百葉箱に温度計を設置し、毎正時の1時間毎に観測した。区内は末吉と生麦の2地点。

 7月から8月までの平均気温を地点別にみると、最高は区内上末吉の27・8℃で、最低は旭区大池町の26・0℃。過去の調査結果と同様、横浜港周辺の市内東部で高温となり、市内西部は東部と比べて高温になりにくい傾向だった。また、期間中の最高気温は38・3℃で、生麦で観測された。

 真夏日の日数をみると、上末吉と生麦、磯子区西町の3地点が最多の38日で、最少だったのは港南区上大岡東の29日だった。熱帯夜の日数をみると、神奈川区幸ケ谷が最多の36日で、最少だったのが緑区新治町の8日だった。

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