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鶴見区 教育

公開日:2022.05.19

YSF高附属中
ロケット打ち上げを体験
講習会に生徒14人が参加

  • ロケットを打ち上げる生徒=提供

  • ロケットを組み立てる生徒たち

 横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校で4月30日、モデルロケットのライセンス取得講習会が開かれた。

 モデルロケットは、火薬エンジンを使って時速約180Kmで打ち上げ、高度100mほどまで上昇する小型の模型ロケット。安全な宇宙教育教材として世界で広く普及している。

 宇宙飛行士の向井千秋さんがスーパーアドバイザーを務めるなど、生徒の宇宙への関心を高める企画を展開する同校。今回の講習会も、課題探求型学習の一環として行われた。

 当日は、1年生から3年生まで14人が参加。講習はロケットの飛び方や安全な取り扱い方を学ぶ座学に始まり、ロケットの製作では、回収用のパラシュートも組み入れた。

 そして、校庭の発射台にロケットを設置して、1人ずつ発射。勢いよく飛び立つ姿に歓声が上がった。参加した瀧口美彩さん(14)は「自分の作ったロケットが実際に飛んでびっくりした」と笑顔。今後同校では、ライセンス取得済みの生徒たちが全国大会出場を控える。講習会の講師を務めた同校の植草透公教諭は「日本の将来の宇宙飛行士を担うのは、彼らの世代。ぜひ夢を追い続けてほしい」と語った。

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