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鶴見区 社会

公開日:2022.07.14

郵送物で詐欺の注意喚起
区と警察が連携

  • 独自の取組みを行った区と警察の担当者ら

  • 案内状に記載されたお知らせの一部

 被害の減らない特殊詐欺への注意を呼びかけようと、鶴見区役所と鶴見警察署が連携し、後期高齢者医療被保険者証等の送付案内状を使って独自に広報を行っている。



 これは、高齢者向けの郵送物を多く取り扱う区保険年金課の職員が発案したもので、特殊詐欺被害の多い高齢者に何か呼びかけができないかと警察に相談して実現したもの。このような取組みは市内でも初めて。



 今回送付しているのは、75歳以上で区内に転居してきた人や、保険証を無くした人が対象。被保険者証等の案内に加え、「区役所と警察からのお知らせ」として、区内で特殊詐欺が増えていることを喚起。また、迷惑電話防止に有効な警告メッセージ機能や、通話録音機能の付いた機器を無料で貸し出していることなどを伝えている。



 区の担当者は「コロナ禍で注意喚起を直接呼びかけることが難しくなっているが、郵送物なら目にしてもらえる。『私は大丈夫』と思わず、ぜひ自分事として注意してもらえたら」と語る。警察の担当者は「このような取組みは大変ありがたい。今後も協力して、区民の被害を減らしていきたい」と話した。

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