鶴見区 社会
公開日:2022.12.08
ARでリアルな災害を体験
東寺尾北部で「防災脱出ゲーム」
東寺尾北部町内会(山田初男会長)でこのほど、ARゴーグルを使って災害をリアルに疑似体験する「防災脱出ゲーム」が行われた。
この防災イベントは、通常の消火訓練や防災訓練ではなく、楽しみながら学べる仕組みを用意することで、普段の訓練などに来ていない住民でも気軽に参加でき、防災意識を高めてもらうことを目的に行ったもの。
イベントには、子ども8人を含む43人が参加。ARやVRなどの機材の準備には神奈川歯科大学の板宮朋基教授らが協力した。ARによる煙体験では、参加者たちがARゴーグルを装着。AR技術による煙で目の前が何も見えなくなる状況で、低い姿勢を保ちながら障害物を避け、曲がりくねった道を進みながらゴールを目指した。
また、タブレットを使ったARによる洪水体験では、今いる場所の風景と洪水の画像を重ね合わせ、実際にどの程度まで水が押し寄せるのかなどを体験。タブレットを左右に振りながら興味深く周りを調べる参加者たちの様子が見られた。
その他にもVRゴーグルによる360度の仮想現実の居室空間で、テーブル上の物が落ちてきたり、家具が倒れてきたりする臨場感ある揺れを体験する地震体験や、応急救護体験などを実施。通常の防災訓練とは一味違った訓練に参加者の評判も良く、同町内会防災部長の松本真治さんは「普段忙しくて防災イベントなどに参加できない方にも楽しんでもらえて良かった。今後も幅広い層に防災に関心を持ってもらえるよう考えていきたい」と語った。
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