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鶴見区 文化

公開日:2023.04.27

横浜鶴見北RC
タケノコ堀りで竹林整備
獅子ヶ谷市民の森で

  • タケノコを掘る同会メンバーら

 横浜鶴見北ロータリークラブ(石渡宏衛会長)が4月19日、獅子ヶ谷市民の森でタケノコ堀りを行った。

 この取り組みは一昨年から行われているもの。市が管理し広場や散歩道が整備され、憩いの場として親しまれている獅子ヶ谷市民の森。しかし、一区画の竹林では、竹が倒れて野放しになっている状況もあり、整備も兼ねて同クラブが市に許可を得てタケノコ堀りを毎年行っている。

 活動を通じて竹を間引くことで土壌の悪化も防ぐことができ、良好な環境を維持できているという。

 当日は同クラブのメンバーのほか、障害福祉サービス事業所・NPO法人一歩舎の利用者も参加した。20人ほどが参加し、手分けしてタケノコ堀りを開始。伸びきってしまったタケノコなど、収穫に苦戦する様子も見られたが、1時間ほどで60本を超えるタケノコを収穫。参加者の一人は「貴重な経験でした。帰宅して美味しく食べます」と笑顔で話した。

子ども食堂などに配布

 採取したタケノコは参加者で分けたほか、地域の子ども食堂や近隣住民にも配布した。同クラブの上原良廣さんは「森の整備はもちろん、貴重な体験の機会になったと思う。継続事業として続けていきたい」と話した。

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