鶴見区 社会
公開日：2023.09.28
みずほ銀行で強盗訓練
鶴見警察署と連携
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迫真の演技で犯人役が行員を脅迫
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取り押さえられる犯人
みずほ銀行鶴見駅前支店（加納大輔支店長）で９月21日、鶴見警察署と協力した強盗訓練が行われた。
当日は同署の署員が強盗犯役を務め、ロビーで凶器を片手に窓口の行員を脅して金銭を要求。「通報するなよ」「動くな」と支店全体に響き渡る大きな声で叫びながら、逃走を図った。
しかし、緊張感が漂う中でも行員らは冷静に対応。逃げようとする犯人にカラーボールを投げつけ、最後は駆けつけた鶴見署の署員が犯人を取り押さえた。
訓練後の振り返りでは、警察への通報について行員から「声を出してよいか分からない状況の中で、どのように通報したらよいか」という質問があり、署員は「強盗犯がいる状況では、極限状態で上手くできないこともあると思う。声を出して伝えるのが難しい時は、電話をそのまま放置して周囲の音が拾える状態にしておいてもらえたら」と答えた。
日頃から行員間の連携を訓練し、顧客保護に努めている同支店。加納支店長は「本格的な強盗訓練を行っていただき、改めて身の引き締まる思いだった。引き続き警察と連携し、犯罪を防ぐ体制を徹底していきたい」と語った。
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