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鶴見区 文化

公開日:2024.01.25

5年目の木彫りは迫力の龍
入船公園 菅野所長が制作

  • 菅野所長と渾身の木彫りの龍

 入船公園(菅野光喜所長)の管理事務所前に、今年の干支「辰」のモニュメントが飾られた。

 菅野所長が毎年の干支をモチーフに木彫りしているもので、昨年の兎に続いて今年で5年目。菅野所長は「来園者からも『今年は作らないの?』と言われ、毎年期待されているのでハードルが高い」と笑顔で話す。

 モニュメントはシラカシの木を使い、2種類のチェーンソーで制作。高さ約1・8メートルで、昨年末から1週間かけて制作した。

構図に苦戦

 「昨年に兎を作っていた時から来年の構図をどうしようかと悩んでいた」と菅野所長。干支で唯一、空想上の生物となる龍。インターネットなどで参考となる資料を集め、制作を始めた。

 特にこだわった部分は龍の鱗。全体を掘るよりも鱗を作る方が時間が掛かったそうで、「迫力を出すためにかなり時間をかけた」と語る。彫り始めてから木の中身が腐っていることに気づき、腕が作れなくなるトラブルも。菅野所長は「表面をバーナーで炙るなどして雰囲気を存分に出した。しばらく置いてあるので、ぜひ見に来てもらえたら」と笑顔で話した。

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