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鶴見区 教育

公開日:2024.03.07

新鶴見小5年1組
米袋で米(マイ)バッグを制作
近隣店舗でレンタルも

  • 店舗にマイバッグを設置する児童たち=提供

  • 米袋で制作したマイバッグ

 新鶴見小学校5年1組の児童が米袋を使ったマイバッグを制作し、2月26日に近隣のサミット新川崎店に届けた。

 これは、同クラスが今年度の総合的な学習として取り組んだもの。地域の米屋へのインタビューの中で米袋が検査証明などの関係で多くが1回限りで廃棄されてしまうことを知り、「丈夫なのにもったいない」という思いから米袋をリサイクルする活動を考え始めたことがきっかけ。

 児童たちは活用法について地域住民や全校児童にアンケートも取り、米袋の特徴も活かせるマイバッグ「5151米袋(マイバッグ)」を作ることに。制作には鶴見区盛り上げ隊らも協力。さらに「地域の人たちに使ってもらい、米袋の良さを知ってほしい」と思案。同店に相談し、買い物袋を持参していない客向けへのレンタルとして置かせてもらえることになった。

 そして、同店にバッグを届け、PRのチラシなどを配った児童たち。実際に買い物客が米袋バッグを使う様子を見て、喜ぶ児童たちの姿が見られた。レンタルは1週間で終了したが、担任の檜山幸宝教諭は「活動を重ねるごとに児童たちの思いが強くなり、地域の方々と協力する経験を培えてよかった」と語った。

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