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新横浜公園 横綱から「すもう場」 今年度中に完成予定

スポーツ

公開:2024年5月9日

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目録と土俵イメージ図を手にする照ノ富士関(左)と山中市長
目録と土俵イメージ図を手にする照ノ富士関(左)と山中市長

 横綱照ノ富士関から横浜の子どもたちへ「すもう場」(土俵)が寄贈されることになり、照ノ富士関から山中竹春横浜市長に目録がこのほど手渡された。

 「すもう場」は新横浜公園=港北区小机町=に整備され、完成すると市の公園内にある唯一の「すもう場」となる。

 照ノ富士関から市に寄贈されるのは屋根付きの「すもう場」。目録贈呈時、照ノ富士関は相撲の競技人口が減ってきていることに言及し、「相撲に興味を持つ子どもが増えてほしい」という思いで寄贈を申し出た。

 この申し出に対して横浜市は、相撲をはじめとするスポーツの振興、子どもたちの健やかな成長への寄与、市内の公園の魅力向上を図ることを目的に、寄贈を受け入れることになった。

 山中市長に目録を手渡した照ノ富士関は、「横浜市が温かく受け入れてくれた」と感謝を口にし、以前から自身の後援会とともに考えていた「すもう場」の寄贈について、「一つでも叶えられたことが心から嬉しい」と笑みを浮かべた。

 山中市長は、「初めての寄贈先として横浜を選んでいただいて感謝。子どもたちの成長や交流の場にもなる」と嬉しそうな表情で応じた。また、サッカーや陸上、野球などのスポーツが盛んに行われる新横浜公園に整備されることに、「相撲にも新しく興味を持つ子どもたちが増え、相撲熱がさらに盛り上がっていくだろう」と期待を膨らませた。

 「すもう場」は、2024年度中の完成と供用開始が予定されている。

「いずれ関取が」

 港北区内では、大相撲横浜アリーナ場所や綱島子どもすもう大会、相撲資料展示が行われるなど、各地で相撲に関するさまざまな行事が実施されている。

 新横浜公園の「すもう場」が完成されると、大会会場などとしての活用方法が想定されている。

 「近くにある『すもう場』で遊んで相撲に興味を持ち、詳しく調べるようになる子どもや、そこからプロを目指す子どもが出てくれば。いずれ強い関取が出ることを楽しみにしている」と未来の力士誕生に期待を込めた照ノ富士関。今後も各地にある自身の後援会と相談し協力しながら、多くの子どもたちが相撲に触れ合う機会を増やすために、横浜をはじめ、全国に「すもう場」を広げていく予定だ。

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