防災からいじめ問題まで 命を守る取組み 市政報告みちよレポ㉝ 市政課題を市長へ問う 横浜市会議員(自民党)東みちよ
先日は令和6年第三回市会定例会が開催され、会派を代表して市長に市政課題を問いました。
私が今回テーマとしたのは「私たちは、いかに市民の皆さんの命と財産を守ることができるか」です。防災だけでなく学校や職場、あるいは医療、介護、保育等の分野でも安心安全が問われています。市長には、次のテーマについてさらなる対策を要望しました。
▽新たな地震防災戦略と避難生活の課題
▽女性や高齢者、災害弱者支援と人材確保
▽防災備蓄庫の改善
▽横浜港の災害対策
▽いじめ問題と再発防止
▽ハラスメント対策
▽働く女性の健康支援
▽看護、保育等専門職の人材確保
▽横浜のまちづくり
特に新たな地震防災戦略は、能登半島地震を受けてわが市において、今回計画しているものですが、被災地支援の経験から明らかになった課題として、避難生活が長期化した場合、「どのように支援を進めることができるのか?」ということがあります。避難所の拡充とプライバシーの確保、女性や乳幼児、高齢者など配慮が必要な方々に対する支援人材の確保など要望しました。
また日頃の備えである防災備蓄庫は、今後、補助スペースを追加します。同時に、備蓄量についても検討を要望しました。臨海部の災害対策として大黒ふ頭などのエリアに関しては、台風、高潮対策を強化し防護壁を設置してまいります。
一方、市ではいじめにより子どもの命が失われるという悲しい事件があり、教育委員会の情報隠匿も大きな問題でした。二度と、子どもたちが悲しい想いをしないように、再発防止のための情報共有の徹底と組織改革を要望しました。また、市長に対しては教育委員会任せの姿勢に疑問を投げ、他部署とも連携し、学校、地域、専門家などあらゆる手を借り、社会総がかりで子どもの命を守る取り組みを強く要望しました。誰一人、取り残さないために、課題に向き合ってまいります。
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