市政報告太'sレポート153 市民全員で快適なまちを目指して 横浜市会議員 公明党 尾崎太
横浜市会では令和6年第3回定例会が開会しました。今回の定例会では、一般議案ならびに補正予算の審査に加え、昨年度に市が行った各事業に対する決算特別委員会も開催されます。地域要望や政策の実現に向けて、議会での責任ある議論を尽くして参ります。
本会議の初日は公明党横浜市会議員団を代表して議案関連質疑に立ち、公園の禁煙化に向けての条例改正をはじめ、市営バス・地下鉄における精神障害者割引運賃の導入など19問にわたり質問をしました。私にも、お子さんがいらっしゃる保護者をはじめ、公園を利用する様々な世代の方々から、一刻も早く禁煙となってほしい等の声が寄せられていました。
公園禁煙化の要望継続
公明党市議団では議会での質疑などを通して、一貫して公園の禁煙化を求めてきました。具体的には、公園での受動喫煙対策を解決するために、禁煙を条例化するべきと提案し、市長からも「試行の結果を踏まえ対策を確実に進めていく」との方針が示されました。
その後、本年4月から5月にかけて「横浜市の公園を禁煙にすることについて」の市民意見募集が実施され、多くのご意見が寄せられました。
公園での全面禁煙を望む意見は全体の6割を超え、分煙環境の整備を望む声もあり、受動喫煙対策への市民の関心の高さが明らかになりました。
そこで、今回の公園条例の改正により「公園は禁煙」とする趣旨を、市民に伝えるための進め方について質問しました。
市長からは、4月の条例施行前から、広報紙、SNSのほか、現地の掲示などにより事前の周知を進めていく事や、以降は各公園の状況に合わせて、巡回指導等を実施することが示されました。
今回の条例改正の趣旨を、あらゆる世代で共有して誰もが安全・安心して、快適に過ごすことができる受動喫煙のない公園の実現に向けて取組むとの答弁がありました。
今後も横浜市全体として受動喫煙のない街を目指すため、鶴見駅西口喫煙所の改善策など、喫煙される方々への対応も含め、関係部署が連携し、積極的に議論を重ねるよう要望しました。
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