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鶴見区 社会

公開日:2025.08.28

「のるーとツルミ」運行始まる
馬場、上の宮、獅子ケ谷地区で

  • 最大8人乗りのバス(上)乗降場の目印(下)

 馬場や上の宮、獅子ケ谷地区で実証実験運行が始まった乗合型AIオンデマンドバス「のるーとツルミ」のお披露目式が8月15日に行われた。

 路線バスの運行が困難な幅員の狭い道路の多い同エリアの交通課題解決のため、横浜市と川崎鶴見臨港バス(株)が協力。路線バスより小型の車両を使用し、同エリア内の馬場地域ケアプラザやみその公園、トレッサ横浜、菊名駅など30カ所の乗車・乗降場所を設定。時刻表や決まった運行ルートがない予約制の乗合バスで、利用者はLINEやスマホアプリ、電話で乗降地を選んで予約し、AIが予約に応じて効率的な運行ルートを選択する。

 お披露目式では、住民向けの説明会も開かれ、LINEを使っての予約方法や乗降方法などを学んだ。住民からは利用に関する質問のほか、乗降場についてのリクエストなども寄せられ、川崎鶴見臨港バスの担当者は「まずは来年3月末までの実証実験運行を進め、乗降場の追加なども今後検討していきたい。ぜひこの地域の新しい交通手段として、多くの方に利用していただけたら」と話した。

 運賃は大人500円、小児250円。運行時間は午前8時から午後7時。日曜、年末年始は運休。運行に関する問い合わせは同社【電話】044・280・3462

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