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鶴見区 意見広告

公開日:2025.09.11

県政報告ひでしの「実績で勝負」101
スポーツ振興、射撃競技の裾野拡大へ安全なビームライフルの活用を実現
公明党 鈴木 ひでし

  • 私も実際に体験してみました

 誰でも気軽にスポーツを楽しめる振興策の一環として、昨年の神奈川県議会第3回定例会一般質問で「ビームライフルの活用によるスポーツ振興」について質問し、促進の動きがこのほど実現したのでご報告します。

ビームライフルとは

 ビームライフルは実弾を使用しない安全な銃で銃規制の厳しい日本のために開発されました。資格や免許等が不要で、身近な射撃スポーツやライフル射撃の入門として普及が図られてきました。

射撃競技のデジタル社会を背景にした活路

 一方、スポーツ離れや少子化の影響で、射撃競技でも競技人口が減少しています。そうした中、射撃のもつゲーム性に着目し、現在、世界中で大躍進する「eスポーツ」に活路を見出そうという動きがあることに私は注目しました。身体運動を伴わないゲームを「スポーツ」と呼ぶことに賛否があることは承知していますが、2023年にシンガポールで開催された五輪eスポーツウィークでは射撃も種目に加わり、今後新たな活路が開ける可能性を秘めていると考えています。

 ビームライフルは電子機器を使った競技なので、デジタルやゲームとの親和性が高いことは間違いありません。子どもから大人まで気軽に楽しめるビームライフルを活用することで、リアルスポーツとしての競技者拡大だけでなく、eスポーツの競技者拡大という新しい展開にもつながるのではないでしょうか。

県内唯一の総合射撃場

 県立伊勢原射撃場は、「クレー射撃場」と「ライフル射撃場」を併設する県内唯一の総合射撃場として、多くの射撃愛好家の方々に親しまれてきました。実はこの施設ではビームライフルを利用することができます。

 そこで私は今後、同射撃場でビームライフルを活用し、新たな利用者を開拓することでリアルスポーツとしての射撃競技に興味を持つ方を増やすスポーツ振興とeスポーツとして射撃競技に興味を持つ方を増やす2つの観点から、同射撃場の活性化について、提言を踏まえ質問いたしました。

 県は、ビームライフル活用の有効性を十分に認識しており、今後eスポーツを通じた射撃競技の発展を期待しつつ、ビームライフルを活用して競技のすそ野をさらに広めていく意志を明確に示しました。そして、その結果、この3月に新たにビームライフル13丁が追加配備され、私の質問に対する答弁が現実に履行されました。

 今後は、同射撃場でのビームライフルの活用はもちろん、県内で開催されるイベントでビームライフルの射撃体験を行うなどして、多くの県民が射撃競技に触れられる機会を設けてもらいたいと思います。

 また、そうした活動を通じて射撃競技の魅力が多くの方に伝わり、競技人口の増加やeスポーツの射撃競技に進む競技者の増加、そしてゆくゆくはeスポーツの拠点としても伊勢原射撃場が活用されるよう全力で活動して参ります。

鈴木秀志

横浜市鶴見区豊岡町14-27

TEL:045-580-2830
FAX:045-580-2831

http://www.hideshi-suzuki.com/index.html

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