六角橋で2人の門出祝う 商店街総出で結婚式
ドッキリヤミ市場などユニークなイベントで有名な六角橋商店街(石川清貴会長)で10月20日、「ストリート結婚式」が行われた。
同商店街で式を挙げたのは、区内在住で音楽活動をしている荒幡亮平さんと淳子さん。着物姿の新郎新婦は、商店街に訪れていた大勢の人から「おめでとう」とクラッカーを鳴らしてもらいながら登場。ブラスバンドの演奏とともに仲見世通りを練り歩き、空き地にセッティングされた「式場」に入場、神前式で2人の門出を祝った。その後鏡開きを行い、振る舞い酒は列席者だけでなく、式場の周りに集まった人たちにも振る舞われた。披露宴では友人のミュージシャンや新郎新婦によるライブも行われ、ミュージシャンらしい華やかな式となった。
音楽が2人つなぐ
出会いのきっかけは、淳子さんが活動していたバンド「Capock」のサポートとして、亮平さんが加入したこと。その後、交際を経て結婚に至った。亮平さんは大和市出身。姉の影響で幼少期からピアノを習い、才能を開花。芸能活動も経験し、現在はソロやグループに参加し活動している。淳子さんは東京都練馬区出身。大学時代に友人とCapockを結成、インディーズデビューしたほどの実力を持つ。解散後はウクレレ・パーカッションユニット「サニカ」でウクレレ・ボーカルを担当し、作詞家としても活動中だ。
六角橋商店街のストリート結婚式は今回で3組目。16年ほど前に神奈川大学の卒業生を祝ったのが始まり。6月に同商店街を紹介したTV番組「出没!アド街ック天国」でカップルを募集し、荒幡さん夫婦が選ばれた。同商店街では「今後の開催は未定だが、また祝えれば」としている。
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