戻る

神奈川区 社会

公開日:2016.06.30

白黒イルカがシーパラに
関東唯一の展示開始

  • 仙台うみの杜水族館で泳ぐイロワケイルカ=同館提供

 横浜・八景島シーパラダイス(布留川信行社長)で6月10日から、白黒模様が愛らしい「イロワケイルカ」2頭の展示が始まった。同館としては初、そして関東で唯一の展示となる。

 今回やってきたのは宮城県「仙台うみの杜水族館」のサクラ(雌)と三重県「鳥羽水族館」のスカイ(雄)。両館で繁殖を進めるにあたり十分なスペースが必要なため、シーパラダイスが2頭を引き取ることで協力。サクラとスカイも将来的には繁殖を目指していく。

 2頭は1987年に初めて、チリから日本にきた17頭の子孫。「パンダみたいな模様という印象で、当時は未知のイルカ。手さぐり状態だった」と話すのは、仙台うみの杜水族館の神宮潤一さん。初代を受け入れた当時から飼育に関わり、サクラの誕生にも立ち会った。「皆に可愛がってもらえれば」と願う。「お腹の模様で性別が見分けられるので観察してみてほしい」。雄はしずく型、雌は小さく様々な形の模様を持つという。

 現在は国内に9頭しかいないイロワケイルカ。布留川社長は「世界中の生物を通して地球の魅力を感じてほしい」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

神奈川区 ローカルニュースの新着記事

神奈川区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS