感謝状を手にする功労者ら
神奈川警察署（廣瀬豊署長）は11月１日、振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして、セブンイレブン横浜白幡向町店（伊藤満店長）と横浜沢渡郵便局（近藤奈美江局長）、湘南信用金庫大口支店（川村謙支店長）に感謝状を贈った。
同店のパート職員・北林千恵さんは10月12日、高齢者女性が携帯電話で話しながらＡＴＭ機を操作していることに振り込め詐欺を疑い、積極的に声をかけて「還付金詐欺」を防止した。
同局の窓口担当・佐藤友紀さんは10月14日、「孫から１００万円が必要だと言われた」と引き出しに訪れた高齢女性を上司へ報告。交番に通報するとともに局員全員でねばり強く説得した。
同信金のロビーマネージャー・笹山豊子さんは10月20日、常連の高齢女性から「医療費の払い戻しがあると聞いた」との相談を受け、即座に還付金詐欺を疑い未然防止につなげた。
贈呈式で廣瀬署長は「金融機関は振り込め詐欺防止の最後の砦で、皆さんの積極的な行動に感謝しています。引き続き連携を深めていきたい」と話した。
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