山内町にある横浜中央卸売市場で1月20日、市場開放日に合わせこの時期の旬の魚である鮟鱇の吊るし切りを、お魚マイスターの村松享さんが披露した。
用意された鮟鱇は青森県産で12・5kg。鮟肝は3万円ほどで取り引きされる高級品となっている。村松さんは包丁を入れながら、「鮟鱇は水分量が多く栄養価があまり高い魚ではないが、鮟肝はどの魚よりもDHA・EPAが含まれている」と解説。解体する過程で、人間の足のように体を支えている部位があることや、珍味として食べられる部分など特徴を説明しながら丁寧に捌いた。
村松さんは魚のヌメリがあることにも触れ「ヌメリにはたくさん雑菌が含まれている。水道水で洗ってから魚を食べてほしい」と呼びかけた。
北海道産の鮟鱇でダシを取り、鮟肝なども入った魚河岸汁400食分が振る舞われ、瞬く間になくなるほど盛況だった。
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