ママ友らの子育て団体「わく☆ドキ」の代表を務める 佐藤 亜希子さん 西寺尾在住 49歳
わくドキを子どもたちと
○…松見町を中心に小学生の子どもを持つ母親が集まり、子育て支援を行う団体「わく☆ドキ」の代表を務める。体操やかけっこ、科学実験教室など、先生をそれぞれ招き、子どもたちの放課後や休日の時間を充実させている。「わくわく、ドキドキを実感したときの子どもたちの目の輝きを見るのが毎回の楽しみになっています」と話す。
〇…設立したのは2015年。きっかけは、幼稚園児のための体操教室を母親たちの運営で実現させたことだ。近所に幼稚園児の通える体操教室がなかったため、通園バスを待つ母親に声をかけると「うちの息子も通わせたい」との声が多かったという。そこで知り合いの人脈を利用し、体操の先生を呼び込むことに成功。「子どものために何とかしたいという母親の想いはみんな同じだった」と振り返る。
〇…「環境を与えると子どもは変わることができる」。それを実感したのは、かけっこが苦手だった息子が教室に通い出したときのことだ。「走り方を教えてもらっただけで、運動会のリレーの選手に選ばれるまでになった」と嬉しそうに話す。豪華客船「飛鳥」の内覧会イベントを仕切った経験があることから、場をコーディネートすることは慣れている。大学の准教授を招き、科学実験教室を開くなど、助成金を利用した活動もできるほどになった。
〇…小3になる息子と夫の3人で西寺尾に暮らす。団体設立には、陰から支えてくれた夫の存在が大きい。家庭でもアクティブな行動を欠かさない。先日はキャンプに挑戦。息子の「行きたい」から実現したという。「何かを発見、達成したときに見せる子どもの目の輝きが大好き。これからも楽しみです」と今後も母親仲間と子どもの成長に寄り添っていく。
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