記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月9日20:15更新
6月11日号で報じた一人暮らしの大学生に対する食糧支援の取材では、勤務先の休業やシフトの減少などで給料が減り、生活に窮する学生たちの声を聞くことができた。居酒屋で働いているという女子大生は、月8万円ほどあった給料が4月はゼロになったという。仕送りに頼らざるを得ない状況とはいえ、「親にこれ以上負担してもらうのは申し訳ない」とこぼす学生もいた。今回の支援は、神奈川大学のお膝元・六角橋ならではの取り組みだろう。6月から7月にかけて、第2・第3の支援も予定しているという。地域で暮らし、学ぶ学生たちの存在は、まちの活力に欠かせない。地域が一体となって学生を支える取り組みを、今後も追い続けたい。