「神奈川区六角橋、農村から街へ〜山室周作日記に見る移り変わり〜」が、横浜市中央図書館=西区老松町=で開催されている。
六角橋の旧家に生まれ、1927年に横浜市と合併した橘樹郡城郷村村議や町内会長、横浜市議として地域の発展に関わってきた山室周作(1886〜1951年)が残した日記を頼りに、近郊農村から街へと移り変わっていく六角橋の姿を紹介している。
展示では、大正時代に戸数の7割以上が農家だった城郷村で山室家が栽培していた野菜や花き、イチゴなどの農事歴や、関東大震災以降に都市部からの人口流入が増えたことによる急激な宅地化、県内初の民間による区画整理事業の実施、発展を見据えた道路網の整備や市電の延伸といったインフラの変遷などについて記述したパネルが並んでいる。
10月10日まで。開館時間は午前9時30分から午後5時。問い合わせは横浜市史資料室【電話】045・251・3260。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|