アプリを活用して市民の認知症ケア活動をサポートする実証実験を、認知症サポーター養成講座などを実施するNPO法人市民セクターよこはまと市、NTTドコモが開始した。
実証実験では、新たに開設したLINE公式アカウント「まちかどケア」を活用。質問形式で認知症に関する理解を深められる市民向け機能と、ボランティアとして活動する認知症サポーター向けの機能を持つ。アカウントの開設に合わせ、認知症に関する最新情報を掲載するウェブサイトと、認知症者との接し方を漫画で理解できるリーフレットも発表。リーフレットは今後、市内のコンビニや商店街の店舗等への周知を予定する。
市民セクターよこはまとドコモは2018年から連携をスタート。ドコモがデジタル技術を活用した社会課題解決のフィールドを模索する中で、市から認知症サポーターを養成する「キャラバン・メイト」事業の委託を受ける同NPOに連携を働きかけた。同NPOの吉原明香事務局長は「認知症は当事者性の高い症状。より身近なところで理解を深めていければ」と、アプリの役割に期待を寄せた。
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