神奈川区 社会
公開日:2022.03.24
火災発見 放水2千リットル
現場作業員が消火貢献
迅速な初期消火で火災の拡大を防いだとして、神奈川消防署は大成建設と湘南建設の作業員5人に感謝状を贈った。
火災は2月1日朝、神奈川1丁目の東高島駅そばで発生。付近の建設現場にいた作業員らは、300mほど離れたJR貨物線の敷地内で雑草が燃えているのを発見した。
炎の高さが1mを超えるなど火の勢いが増す危険がある中、消防への通報とともに2、3人ほどが消火器8本を使って消火活動を開始。建設現場で使用している散水車も火元に移動して、2人がかりで2千リットルを放水した。作業員らの連携プレーにより、通報から約20分後に消防隊が到着した際にはほぼ鎮火していたという。
3月10日に表彰式があり、星野雅明署長から感謝状を受け取った作業員らは「普段工事にご理解いただいている地域の方々のため、少しでも役に立てたのであれば何よりです」と話した。
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