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神奈川区 政治

公開日:2023.01.19

ノース・ドック
米陸軍部隊を新編
13隻約280人を常時配置

 米陸軍が神奈川区の瑞穂ふ頭にある「横浜ノース・ドック」に今年春頃、小型揚陸艇部隊を新しく編成する方針であることが分かった。1月11日に行われた日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)で合意された。

 防衛省の資料によると、小型揚陸艇部隊の新たな編成は、13隻約280人となっている。船舶はノース・ドックに配置済で、新たに船舶の増加はない。また、これまでは、随時派遣であった船舶運用のための要員を常時配置することになり、追加要員は、県内の既存米軍施設などに居住するという。

 この方針について12日に連絡を受けた山中竹春横浜市長は「我が国の安全保障上、必要であることは理解しますが、この度の新編は基地の恒久化につながるおそれがあり、瑞穂ふ頭/横浜ノース・ドックの早期返還を求めている横浜市としては遺憾と言わざるを得ません。引き続き、早期返還を求めていきます」とコメントを出した。

 市は「横浜ノース・ドック」の早期返還を求めており、2021年3月31日に土地の一部(約1400平方メートル)が返還されている。

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