市民グループ「かながわ なぞとき 仕掛人」の代表を務める 阿部 亜矢子さん 神奈川区在住
謎解きでつなぐ地域の絆
○…昨年9月に区役所で開催された地域デビュー講座「みんなで楽しむなぞとき講座」の卒業生らでグループを立ち上げた。「一人では思い浮かばなくても、みんなで話し合う相乗効果でアイデアが生まれるのが、謎解きづくりの面白さ」と魅力を語る。
○…2人目の育休期間に誘われ講座へ参加したのがきっかけ。3月には菅田ふれあいまつりで謎解きラリーも実施した。「小学生も低学年か高学年かで楽しめる難易度が変わる。しっかりターゲットを決めて問題を作るのが大切だと実感した」と振り返る。本業は、データ分析のコンサルティング。データを仕事に活かせるよう数々の企業をサポートする。「色んな業種を知ることができるのがこの職業の魅力」と笑顔を見せる。
○…小学校から高校までピアノ教室に通う。「友だちとアンサンブルするのが楽しくて」と振り返る。社会人の現在も週1回エレクトーン教室で仲間との演奏を楽しみ、発表会にも出演。耳コピもお手の物だ。小1と1歳の二児の母として育児にも奮闘。「上の子は、こども新聞のクイズをやるようになった。いつかは謎解きも好きになってほしい」と期待する。夏休みなどは家族で旅行するのが恒例行事。子どもたちに知ってほしいと各都道府県を巡っている。「昨年は山梨に。今年の夏はどこに行こうかな」
○…長女の小学校入学時、「分からないことだらけの中、先輩のママ友が助けてくれた」と改めて地域とのつながりの大切さを実感した。一方で、「復職すると、どうしても忙しくて地域と疎遠になりがち。謎解きづくりは、オンラインでも気軽に関われる。色んな人が参加して地域とつながりを持てる場にしていきたい」と思いを語る。
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