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神奈川区 トップニュース社会

公開日:2025.12.18

地区センター区内4館
利用料20年ぶり値上げ
26年3月利用分から

  • 対象施設の一つ、神奈川地区センター

 神奈川区は、区内地区センターのうち4館の利用料金を2026年3月1日利用分から改定する。光熱費などの高騰や施設の修繕費増加に伴うもので、対象施設は神奈川、神之木、神大寺、菅田の4カ所。指定管理者のNPO法人「こらぼネット・かながわ」からの申請に基づき承認した。

 区外利用者も多く稼働率が高い神奈川地区センターは現行料金から3〜4割、他の3施設は2〜3割の値上げとなる。いずれも市の条例で定める利用料金上限の範囲内で設定した。

 現在の料金は20年前に設定されて以来、変更がなかった。他区でも改定の事例があることや、今後のサービス水準維持のために区も値上げはやむを得ないと判断した。

 11月28日付で各施設が利用者へ周知を開始しており、3カ月の期間を経て新料金での運用を始める。

 同法人によると、外部委託契約の見直しなど経費節減に努めてきたが、この4年間で特に光熱費の上昇が激しく、中には100万円ほど負担が増えた施設もあったと明かす。利用者会議で料金改定を説明した際も「むしろ今までが安すぎた」など理解を示す声が多かったという。

 同法人では「ご迷惑をおかけしますが、今後もニーズに応えながら、利用者ファーストでサービス向上に努めていきたい」としている。

白幡地区センは対象外

 なお、こらぼネット・かながわとは別の事業者が指定管理者となっている白幡地区センターは、今回の改定対象に含まれない。

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