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脳神経外科 子どもがよく頭痛を訴えます。学校を休ませると元気になりますが、気持ちの問題ですか?
子どもの頭痛の中で多いものは、感染症や頭部外傷などによるもの、片頭痛、緊張型頭痛などがありますが、モヤモヤ病や脳腫瘍などが原因の、生命に関わる頭痛もあります。最近始まった原因不明の頭痛の場合は頭部CT検査を受けられるのがよいでしょう。
子どもの緊張型頭痛の誘因として、長時間の勉強やゲームなどによる首の緊張などが考えられます。か細い首には重い頭が乗っており、勉強などは体力的に無理のない時間にしましょう。
子どもの片頭痛の場合、頭痛そのものの訴えより「気持ち悪い」「おなかが痛い」と吐くことも多く、昔は「自家中毒」といわれていました。今は「周期性嘔吐症」といわれています。乗り物に酔うことも多いようです。症状は短時間で治ることが多く、朝頭痛で学校を休んでも昼には元気に跳び回ったり、授業中頭痛になり保健室で休んでも下校時には元気になったりするので「学校嫌い」と誤解されることもあります。お子さんが片頭痛と診断された親御さんは学校の先生によく説明しておくとよいでしょう。
何よりもまず的確な診断を受けることが大切です。
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4月19日
4月12日