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宮前区 人物風土記

公開日:2012.08.03

川崎富士見ライオンズクラブ第37代会長
山田 博樹さん
山田博樹税理士事務所 46歳

仲間と共に前へ



 ○…7月から会長に就任。「まだ1カ月だから何もできてないけどね」と謙遜しながらも「昨年は何かと自粛の年だったが、今年は活動的な1年にしたい」と意気込む。富士見ライオンズは、若手の案でもクラブのためになるのであれば積極的に応援してくれる雰囲気。「じゃあやってみな」と後押ししてくれるから頑張れるという。



 〇…地元の知人を通じて10年程前にライオンズクラブに入会。「最初は奉仕活動をしていることすら知らなかった」と笑う。最初は誘いを断っていたものの、献血等のクラブの奉仕活動を聞くうちに「これなら自分にも手伝えるかもしれない」と、入会を決めた。強制された会ではないので、メンバーは自主性があり運営にも協力的。「皆いい意味でプライドを持ってやっている」。「障害のある人と一緒にバス旅行に行って、道中ずっとカラオケで盛り上がったことは印象に残っているね」。クラブの奉仕活動で普段接する機会の少ない様々な人に出会えることが、とても勉強になっているという。



 〇…生まれ育った区内平で税理士事務所を構える。「気が付いたら税理士になっていた」と笑うが、ミスの許されない”お金”の仕事。「大切な計算を間違えないことは当然のこと。更に、顧問先の経営者や事務の人との人間関係も重要」だという。「こいつに任せたいと思ってもらえるようになると、嬉しいしそれがいい仕事にもつながる」。



 〇…仕事で重視している人間関係づくりは、クラブ運営にも活かされている。たまには会員同士意見がぶつかるときもあるが「それを根に持たないこと。皆クラブを良くしようと思っているのは同じだからね」とニコリ。今年計画している宿泊の例会も会員同士の団結を深めるため。「場所を変えたり、外部の人を呼んだりして新しい風を吹き込みたい」。活動を改めて面白いと思ってもらうよう、創意工夫は続く。

 

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