神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2017年7月14日 エリアトップへ

東扇島東公園 野外フェスで魅力発信 イベント開催地需要高まる

経済

公開:2017年7月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
11年から開催されている野外フェス「BAY CAMP」
11年から開催されている野外フェス「BAY CAMP」

 川崎市の臨海部施設が、工業地帯のイメージに加え、8千人の収容が可能な大規模野外イベント開催地という新たな需要を生んでいる。東扇島東公園では野外音楽フェスティバルが7月に開催され、9月にもフェスが予定されている。

 人工海浜を併設する東扇島東公園は2008年にオープンした約15万平方メートルの施設。平常時は潮干狩りなどが楽しめる憩いのスペースになっているほか、土日などは川崎みなと祭りやイルミネーションマラソン、トライアスロンなどの大会も行われている。

 開園後から開催されている野外音楽フェスティバルも賑わいを創出している要素の一つだ。7月1日と2日に行われた「DEAD POP FESTIVAL」は一部当日券が完売になるなど好評。9月には、2011年から同公園で開催している首都圏初の野外オールナイトロックフェス「BAY CAMP」、青森県で開催されてきたロックフェス「夏の魔物」の川崎開催も予定されている。

 市では公園開園前後からイベントの誘致を行ってきたほか、川崎が持つ強みや魅力をアピールする取り組みを支援する「都市ブランド推進事業」にBAY CAMPを選定(16年度)するなど、公園のフェス活用を後押ししてきた。市港湾局川崎港管理センターは「首都圏臨海部に立地している広大な公園であること、開放的な雰囲気が受け入れられているのでは。イベント開催などを通じて、臨海部の魅力や大規模災害時の広域拠点といった役割の理解を深めてもらえる機会を創出していきたい」と話す。

音楽フェスまちづくりに貢献

 DEAD POP〜、BAY CAMPの両フェスに実行委員会として参加する株式会社チッタワークス(川崎区小川町)の木嶋隆さんは「首都圏臨海部には他にもスペースはあるが、工場地帯としての雰囲気はここだけ。出演アーティストからも夜景を望みながらのステージは評判が良い。この場所でのフェスで『音楽のまち・かわさき』にも貢献したい」と話している。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook