『せいじのみかた』VOL.90 飯田県議論戦成果 18億円もの削減効果 神奈川県議会議員 飯田満
2月21日の神奈川県議会本会議で黒岩祐治知事は、県有施設で保管されているポリ塩化ビフェニル(PCB)の質疑で、「平成27年3月末時点の調査で、変圧器とコンデンサーを合わせて約2600台、安定器が約5万5000台、その処理費用は約70億円と試算した」と答弁しました。
高濃度PCBは、国が指定した中間貯蔵・環境安全事業(株)(室蘭市)で処理する必要があります。この処理費用全額(約70億円)には、県民の血税が使われることになるので当然納得できません。
実は、独自に調査を重ねた結果、安定器にはPCBが含まれていないものがある事実を掴んだ私は、議会で「含有・非含有調査」の実施を訴え、今年度、約1億円の予算が計上され、調査が行われてきました。
その調査結果を問われた黒岩知事は「変圧器とコンデンサーは約1500台、安定器は約7000台減り、処理費用は約18億円の削減が見込まれ、調査の費用対効果は大変大きかったと考えている」と、調査の実効性を認めました。
議会における議論の結果、県民の大切な血税が約18億円も節約することに成功した実績は、今後の政策立案にも重要な自信に繋がる結果となりました。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日
4月12日