稗原小学校6年の小坂結芽乃(ゆめの)さん(11)が女子学童野球の神奈川選抜チーム「YAMAYURI」のメンバーに選出され、きょう愛媛県で開幕する全国大会「NPBガールズトーナメント2019」に挑む。会期は2日から8日まで。
小坂さんは地元少年野球チーム「向丘サンダース」で一塁手、宮前区の女子野球チーム「宮前Queens」で投手を務める。
2つ上の兄の影響で野球を始めた小坂さんは、1年生の頃から向丘サンダースに所属。5年生で宮前Queensに入団した。
本格的に投手を任されるようになったのは6年生になってからだというが、今大会は投手としての力が認められ、選抜チームのメンバーに選出された。
毎週土曜日は両チームの練習をはしごする日々。前にでる性格ではないというが、黙々と練習に打ち込み力をつけてきた。
YAMAYURIは昨年の関東大会・全国大会で優勝を果たしている。小坂さんは「2連覇を目指して自分の力を出し切りたい」と意気込みを語った。
母親の亜津美さんは「いつのまにか力を付けたんだな、と実感した。しっかり頑張ってほしい」とエールを送る。
42チームが出場する全国大会の初戦はあす3日、地元チェリーブロッサム愛媛と戦う。
同チームは9月14日、15日に開催される関東大会「エネワンカップ」にも出場。2大会での2連覇を目指す。
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