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公開日:2026.10.30

鷺沼駅前に一息つく場を 期間限定の広場オープン

  • コンテナの店舗やイスとテーブルが並ぶ広場

    コンテナの店舗やイスとテーブルが並ぶ広場

 東急田園都市線の鷺沼駅前に10月25日、期間限定の広場「Saginuma Transit Park(サギヌマトランジットパーク)」がオープンした。東急(株)と川崎市が連携し、再開発工事の空きスペースを活用して飲食や休憩ができる場を新設。工事が進む中でも、同所を拠点ににぎわいづくりを図っていく。

 鷺沼駅前では再開発に伴い、店舗の閉店や建物の解体などが進み、駅利用者や地域住民がひと息つける場が減少している。こうした状況に対して市まちづくり局によると、「地域住民から駅前にお店が少なくなり、寂しさを感じるという声が多かった」という。

 そこで東急と市が連携し、工事中のにぎわい創出や利便性向上を目的に開設したのがトランジットパークだ。場所は中央改札を出てすぐ右側にある広さ約120平方メートルの敷地。可動式コンテナを活用してコーヒーや軽食などを提供する小規模な飲食店「パークキオスク」、授乳やおむつ替えができる「ベビールーム」、書籍も並べた屋根のある休憩スペースが設けられている。今後は日替わりや週替わりでさまざまな店舗が出店するポップアップストアも設置される予定で、飲食や物販を除いて無料で利用できる。

 駅前が電車やバスなどの乗り換え地点であることや、再開発で移りゆくまちの転換期でもあることから、名称に「トランジット」という言葉が使われた。同局の担当者は「まちが変わっていく中で、寂しさの解消や利便性向上につながれば。利用された方の声を聞きながら、内容も充実させていきたい」と話す。

「日常」を豊かに

 運営はかつて同駅前で飲食店「cafe&bistro SUBURB」を営み、再開発にも携わるbonvoyage(株)(和泉直人代表・中原区)が担当。再開発の完了までは時間がかかる中で、和泉代表は「工事が完了するまでの期間でも、鷺沼で暮らす人、働く人の日常が豊かになれば」と話す。

 荒天時や年末年始を除き、原則無休。営業時間は午前11時から午後9時。雨天時の営業情報は、SNSで発信する。来年3月末まで現在の場に設置され、次年度以降は工事の状況を見ながら検討していく。

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