川崎市
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4月19日
さぎ沼商店会(菅原一夫会長)のウェブを活用した新たな取り組みが進行中だ。新型コロナ感染防止のため、さくらまつりに続き秋祭りの開催も断念。代替企画としてバーチャルライブなど住民参加型のオンラインイベントを11月28日から開催する。地域活性化や低迷する消費活動につなげたい考えだ。
さぎ沼商店会が例年10月に開催している秋祭りは約1万人が訪れ、地域住民に親しまれている。
今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止を余儀なくされた。同商店会担当者は「地域の皆様に愛されるイベントが中止となった今、商店会としてできることをやっていきたい」と話す。代替企画として、ウェブを活用した住民参加型のオンラインイベントを11月28日から12月26日まで開催する。
目玉のひとつに据えるのが「バーチャルライブ」。秋祭りでは有馬中学吹奏楽部や地元アーティストなどが出演し、会場を盛り上げていた。今年は活動発表の場が失われた地元市民団体らがウェブ上に設けられたステージでパフォーマンスを披露する。
観覧者は自分を投影したイメージキャラクター(アバター)を通してライブを楽しめる。担当者によると、ステージ前を自由に動くことができ、アバターの動きに合わせて視点も動くという。「ライブの臨場感を楽しんでもらいたい」と担当者は話す。
また、商店主が講師となって専門店ならではの知識や技術を無料で提供する少人数制講座「まちゼミ」も実施する。オンラインで対話しながら知識を得られるものなどを検討しているという。
経済低迷に一手加盟店の販路拡大
イベント開催の目的のひとつに、売り上げが低迷する加盟店の販路拡大がある。ウェブを活用した「ライブコマース」を実施予定。店主が動画で商品紹介を行い、消費者からの質問に答える対話形式の販売法。購入の際は店を訪れる必要があるが、商品を事前に知ってもらうことで店舗滞在時間も短くなる。担当者は「消費者と店側のコミュニケーションを深められれば」と話している。
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4月19日
4月12日