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宮前区 教育

公開日:2020.11.13

【Web限定記事】
食物アレルギー 理解深めて
放課後デイ事業所が研修

  • 注射器の練習をする参加者=主催者提供

 平に2カ所の事業所を構える放課後等デイサービス・シュウエールが11月5日、「食物アレルギーとエピペン注射」に関する研修会を多摩区で開催した。市内を中心とした事業所職員と関係者17人が参加。昭和大学医学部小児科学講座の管理栄養士・長谷川実穂さんを講師に、講義と実技で理解を深めた。

 食物アレルギー等によるアナフィラキシー症状を緩和する自己注射薬「エピペン」。同事業所でエピペンを所持する児童を受け入れることから、研修会の実施に至った。

 長谷川さんは食物アレルギーの食事について、食物除去の正しい方法と考え方を理解する重要性を説明。エピペンの実技では、NPO法人アレルギーを考える母の会から提供された練習用注射器を使い、太ももに当てて注射する練習をした。長谷川さんは「太ももに打って5秒数える。1人ではなく複数の人数で確認しあいながら注射して」と指導した。

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