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公開日:2023.09.08

極真空手
中学生2人が全国優勝
そろって11月世界大会へ

  • 表彰状とメダルを手にする森山さん(左)と浅尾さん

 極真会館宮前平道場に所属する森山蒼太さん(平中学校2年)と浅尾優奈さん(宮前平中学校1年)が8月26、27日に京都府で行われた「全日本青少年空手道選手権大会」で優勝した。森山さんは2年ぶり3回目、浅尾さんは初の栄冠。11月に開催される世界大会に向け練習に励んでいる。

 同大会は、約900人が参加した極真空手の全国大会「2023極真祭」で行われた6大会の一つ。2人が出場した直接打撃制(フルコンタクト)の大会は、カテゴリー別にトーナメント方式で行われた。

3度目頂点

 16人が参加した13歳14歳男子プラス60kg級。同大会で過去2度の優勝経験がある森山さんだったが、今大会は1学年上の選手との対戦もあり、どの試合も接戦を強いられた。決勝の相手は前の大会で負けていた中学3年生。左下段蹴りでペースをつかみ、判定勝ちを収め、2年ぶり3度目の全国制覇を成し遂げた。道場責任者の本橋正道さんは「体力はもちろん、毎回指導を求めてくる真面目さが持ち味」と評する。森山さんは「4年に一度しかない世界大会の出場権を得られたので、全力で臨みたい」と抱負を語った。

努力の天才

 8人が参加した12歳女子マイナス45kg級には、浅尾さんが初出場した。「知らない人ばかりで初めはとても緊張した」というが、初戦で得意の上段前蹴りを決めると落ち着きを取り戻し、優勝を手繰り寄せた。「前に出る自分の試合ができたと思う」と振り返った。

 中学校で卓球部に所属する浅尾さんは、部活動の後に道場へ。本橋さんは「通常練習後も自主トレーニングを欠かさない練習の虫。努力の天才だ」と目を細める。浅尾さんは「次も勝ちたい」と話した。

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