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宮前区 スポーツ

公開日:2023.11.10

巨人ジュニアに関さん
宮崎台バーズ所属の小6

  • 日本一を目指す、ユニホーム姿の関さん

 12月に開催される小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント」。出場チームの読売ジャイアンツジュニアの選手として、宮前区内の学童野球チーム・宮崎台バーズに所属する関蓮太郎さん(向丘小6年)が選ばれた。

 同大会は(一社)日本野球機構とプロ野球12球団が連携して企画。今年で19回目を迎え、12球団のジュニアチームが神宮球場と横浜スタジアムで戦う。

 関さんは、8月に都内や関東の野球チームに所属する270人が対象の選考会に参加。「緊張して、あまり良いプレーができなかった」と振り返るも、見事16人のメンバーに選ばれた。川崎市内では唯一。

 9月からの練習を通し、チーム内には徐々に団結力が生まれているという。主に捕手を担う関さんは「守備の中心となる捕手として、士気を高められるよう声かけを積極的にしている」と語る。「攻撃でうまくいかなくても、守備から立て直せるようにしたい」

長身生かした打撃

 年長から野球を始めた関さん。毎週末、宮崎台バーズで野球に取り組む日々を送っている。これまで守備も攻撃も、豊富なポジションを経験。連合チーム「宮前クラブ」でも活躍する。

 バッティングを得意とし、170センチの長身や手足の長さを生かした力強い打撃が持ち味だ。毎日100回の素振りも欠かさない。ただ単にバットを振るのではなく、「どういうボールが来るのか、1回ごとに意識して取り組んでいる」と工夫を話す。

 「大谷翔平選手のように日本でもメジャーでも活躍できる選手になること」が将来の目標だ。

「兄の順位超えたい」

 2年前には、兄・弘太郎さん(中2)もジャイアンツジュニアに選出。お互いに刺激を受けているといい、「兄のときは3位だったので、自分は1位を狙いたい」。チームとして、9年ぶりの日本一を目指す。

 大会初日の12月26日は自身の誕生日でもある。大会に向け、「緊張すると思うけど、今まで練習してきたことを忘れずプレーし、12歳の良いスタートにしたい」と意気込む。

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