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宮前区 政治

公開日:2025.05.30

福田市長に4選出馬要請
政治団体「先を読んだ市政評価」

  • 市長に要請書を手渡す高橋会長(左)

 今年10月26日に投開票される川崎市長選挙に向け、市内各団体の代表者らによる政治団体「川崎の発展を考える会」が5月21日、現職の福田紀彦市長に4選への出馬要請を申し入れた。

 市長室を訪れ出馬要請書を手渡した同会の高橋章会長は「3期12年の実績、川崎の発展を考え先を読んだ市政を評価している」とし、市政運営の続投を求めた。福田市長は「市内を代表する各界の方からのご評価は素直に嬉しく、思いは受け止める」としつつ、「課題は山積しており重責」と話し、今後の議会で意思を示す考えを伝えた。

要請は「満場一致」

 同会は2017年に設立し、福田市長に出馬要請するのは同年と21年に続き3回目。現在は約200人が加盟し、4月の総会では、経済や教育改革など市政全般で評価する声が上がり、出馬要請は「満場一致だった」という。同会事務局顧問で元副市長の砂田慎治氏は「軌道修正する必要はないとの判断。市民市長を掲げているため、政党色のない団体が動くことが必要」と説明。多選批判については「弊害がないとはいえないが、議論はなかった」とした。

 当日は神奈川県宅建政治連盟の川崎3地区連盟も、「功績は顕著」とし出馬要請書を手渡した。

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